未来の家計簿「キャッシュフロー表」をご存知でしょうか。
キャッシュ(お金)フロー(流れ)という意味なので、お金の流れを記入する表になります。
企業では当たり前ですが、個人でやっている人を見たことがありません。
やることによって良いことしかないので紹介しようと思います!
キャッシュフローとはお金の流れといいましたが、簡単に言うと「家計簿」になります。
家計簿をやっている方の多くは、日々の出費を記入していき、どんな項目にお金を使ったかなどを整理するために書いていると思います。
それをするだけでも家計の無駄の発見に役立ちますし、今月がたまたま赤字だったのか、そうじゃないのか。など家計の状況を判断する材料になります。
なのでやっている方はそのまま続けましょう、すごく良いことです!
今回紹介する家計簿というのは
「未来の家計簿です」
未来の家計簿をつけることで、将来の家計の状況を予測することができます。
住宅を建てることで家計はどうなるのか、子供の教育費はいつかかるのか、老後の資金は足りるのかなど…様々なことがわかります。
こちらの表がキャッシュフロー表になります。
①ご家族の名前・年齢・イベントを記入します
ここで家族のイベントを把握することで、「いつ」「いくら」が明確になります。
ここでは「夢・希望」を記入してもOKです。
- 年に1度は家族旅行に行きたい!
- 家を建てたい!
- 子供はもう1人欲しい!
学費などの絶対にかかる費用を明確にできるので、準備はできているのか、足りないのかなどを考えることができます。
②予測できる収入を書いていきます
安定して上がっていく会社なのであれば予測は簡単ですが、安定しないのであれば現状で計算するなどで対処しましょう。
③支出を記入していきます
Excelのデータであれば項目をわかりやすく変更することができます。
考えられる出費を書きだしていきましょう。
④年間収支と貯蓄残高の確認
ここで家計が赤字なのか黒字なのか、将来はどうかをよそくすることができます。
まとめ
未来の家計簿のキャッシュフロー表をやることで家計がどうなるのか予測できます
- 黒字がずっと続いていくのか
- 赤字なら一時的な出費が原因なのか
- 継続的に赤字ならその原因と対策を考える
- 家を建てたらどうなるのか
- 老後の資金は足りているのか
- 子供が私立を希望したら家計はどうなるのか
毎月の家計簿だけではわからない、「いつ」「いくら」といったことが明確になります。
それが分かれば、今から準備しなければいけないことや、どうやって準備するのかなど考えることができます。
毎月の家計簿と未来の家計簿をつけてみてはいかかでしょうか。
キャッシュフローのデータはこちら 日本FP協会