【最新】子供の学費・教育費(幼稚園~大学卒業)いくら必要なのか

30歳になった私の周りでは結婚と出産が続いています。

その時に全員が「不安」「気になる」ことと言えば「住宅関係」か「子供の教育費」についてです。

今回は「子供の教育費・学費」(幼稚園~大学卒業まで)でいくら必要になるのかを調べてまとめてみました。

よくある「子供1人1000万円」や「教育費の平均」で解説しているところもありますが、具体的に「公立・私立」、「幼稚園・小学校・中学校・高校・大学」で把握して準備しなくては大変危険です。

各カテゴリーで必要になる費用をまとめたので参考にしてください。

今回の資料元は以下を参考にしています

文部科学省「平成26年度子どもの学習費調査」より
日本政策金融公庫「平成25年教育費負担の実態調査」教育費負担の実態調査結果(国の教育ローン利用勤務者世帯)より

幼稚園で必要になる教育費・学費 公立・私立

幼稚園は公立・私立で約2.2倍の違いですが、小学校~大学はさらに開きが大きくなっていきます。

項目 公立

私立

1年間 3年間総額

1年間

3年間総額
授業料 64,357円 193,071円 209,227円 627,681円
幼稚園教育費
(制服・教科書など)
54,818円 164,454円 110,342円 331,176円
幼稚園給食費
(おやつなど)
19,382円 58,146円 36,836円 110,508円
園外活動費
(学習塾・習い事など)
83,707円 251,121円 141,553円 424,659円
幼稚園 学習費総額 222,264円 666,792円 498,008円 1,494,024円

小学校で必要になる教育費・学費 公立・私立

小学校で公立と私立では6年間で約4.8倍の違いになります…
200万円と1000万円ではだいぶ違いますね…

項目 公立

私立

1年間 6年間総額

1年間

6年間総額
授業料 0円 0円 469,173円 1,407,5190円
小学校 教育費
(制服・教科書など)
59,228円 355,368円 416,466円 1,249,398円
小学校 給食費 43,176円 259,056円 46,089円 138,267円
学外活動費
(学習塾・習い事など)
219,304円 1,315,824円 604,061円 1,812,183円
小学校 学習費総額 321,708円 1,930,248円 1,535,789円 9,214,734円

私立小学校の「学校教育費」は,約88万6千円となっている。この内訳の構成比で最も高いの は,「授業料」の53.0%(約46万9千円)であり,次いで入学金等が含まれる「学校納付金等」の 26.0%(約23万1千円)となっている。

公立・私立と変わらないのは、小学校入学の時に必要になる「ランドセル」「勉強机」など様々なものが必要になります。

都内は特にそうですが、中学受験などを考えて塾などそういった活動が活発なので学外活動費も私立の方が高くなっていますね。

小学校入学までに計画的に準備しないと大変です。

中学校で必要になる教育費・学費 公立・私立

公立と私立の差は約2.8倍です。

私立の学外活動費が小学校よりも低くなっている原因はわかりませんが、中学校であれば小学校よりも習い事や塾は増える可能性があるので、もう少し費用がかかることを想定したほうがいいでしょう。

項目 公立

私立

1年間 3年間総額

1年間

3年間総額
授業料 0円 0円 435,917円 1,307,751円
中学校 教育費
(制服・教科書など)
128,964円 386,892円 586,480円 1,759,440円
中学校 給食費 38,422円 115,266円 4,154円 12,462円
学外活動費
(学習塾・習い事など)
314,455円 943,365円 312,072円 936,216円
中学校 学習費総額 481,841円 1,445,523円 1,338,623円 4,015,869円

高校で必要になる教育費・学費 公立・私立

高校では公立と私立で2.4倍となっています。

公立だとあまりないが、私立だと修学旅行で海外にいくところも昔に比べれば多いです。

学校によっては思わぬ費用がかかるかもしれないので、余裕を持って備えておきたいですね。

項目 公立

私立

1年間 3年間総額

1年間

3年間総額
授業料 7,595円 22,785円 258,542円 775,626円
高等学校 教育費
(制服・教科書など)
235,097円 705,291円 481,602円 1,444,806円
高等学校 給食費  0円 0円 0円 0円
学外活動費
(学習塾・習い事など)
167,287円 501,861円 255,151円 765,453円
高等学校 学習費総額 409,979円 1,229,937円 995,295円 2,985,885円

大学入学から卒業までにかかる費用

大学となると受験をするだけで多くの費用がかかってきますので、まずは受験に関連した費用を見てみましょう。

平成28年現在の受験料

入試方式 金額の目安
センター試験 3教科以上 18,000円 2教科以下 12,000円
※成績通知を希望する場合は、プラス800円
国公立大・2次試験(平均) 1校につき 17,000円
私立大・一般入試(平均) 1校につき 約35,000円
※歯学系・医学系では40,000円~60,000円かかる場合も。

国公立と私立では倍ほど受験するだけで費用が違ってきます。

医学系だとさらに高額になっていきます。

1校につきの受験料なので、複数校受けると単純に費用は増えていくので注意。

大学4年間 国公立/私立 文系/理系での費用

項目 国公立
4年間約 518万円
私立大学/文系
4年間約 690万円
私立大学/理系
4年間約 812万円
入学費用 796,000円 940,000円 1,033,000円
在学費用 4,388,000円 5,968,000円 7,092,000円
費用合計 5,184,000円 6,908,000円 8,125,000円

すべて公立で約1,000万円 すべて私立で約2,600万円

今までの教育費を足し算するとすべて公立とすべて私立で約2.6倍の差になります。

大学が地方で1人暮らしになるのであれば、さらに費用は増えます。

今までの表を見ていただくと大学で幼稚園~高校までの費用と同じくらい4年間でかかります。

幼稚園~高校までの費用に関しては、家計の見直しなどを行い教育費にまわしていき、大学費用は別で積み立てることが理想になります。

教育ローンを利用するご家庭もありますが、計画的に貯蓄することで教育ローンを回避または最低限で抑えることができます。

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キャッシュフロー

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