平成27年に相続税の基礎控除額が減額されたのはご存知でしょうか。
改正前 な5000万円+(1000万円✖法定相続人の数)
↓
改正後 3000万円+(600万円✖法定相続人の数)
例:父親が死亡し、母親と子供1人が法定相続人で、相続財産として不動産3,000万円と預貯金2,000万円がある場合。(相続財産合計5,000万円)
改正前の基礎控除の計算方法
基礎控除の金額 5,000万円+1,000万円×2 = 7,000万円
相続財産5,000万円 < 基礎控除7,000万円
⇒基礎控除が相続財産を上回るので相続税の納税なし
改正後(平成27年以降)の基礎控除の計算方法
基礎控除の金額 3,000万円+600万円×2 = 4,200万円
相続財産5,000万円 > 基礎控除4,200万円
⇒相続財産が基礎控除を上回るので相続税の納税が発生
今まで相続税が掛からなかった人が対象になることが増えています。
他にも平成27年から相続税の改正は3つあります。
税率・税額控除・小規模宅地の特例の改正です。
今回は深く掘り下げませんが、相続税について大きな変更がありました。
相続なんて関係ないでしょ…
と思っていてなにも準備しないと相続が「争続」になって家族間で争いが起きてしまいます。
うちには資産がそんなにないから相続争いなんて起きないでしょ!
実は、資産が多くない家庭で相続争いが起きるケースが多いので、他人事ではありません。
「争続」を防ぐには、事前に準備することや相続を意識することが大切です。
そのお手伝いをさせていただく為に、9月にセミナーを開催します。
争続から笑顔の相続へ 相続対策セミナー内容
今回、協力いただく会計士の先生はさくら綜合事務所の「藤澤 典応さん」です。
税理士さんや会計士さんから相談を受ける先生の先生です。
大きく分けてセミナー内容は5つです。
- 争続対策・遺言編
- 遺産分割編
- 相続対策・贈与編
- 納税資金対策編
- その他
それぞれの項目で「実際の事例」を紹介しながらおこなっていきます。
相続対策での失敗例や失敗しない為のポイントなど細かく解説していきます。
個別相談もできるようにさせていただきます。
日程や費用の詳細はまだ決まっていないので、決まり次第正式に告知させていただきます。
いち早く知りたい方はメール・電話で弊社までご連絡ください。