こんにちわ、粕尾です。
今回は「住宅ローン」について書いていきます。
マイナス金利が導入されて3か月が経ちました、長期固定型の住宅ローン「フラット35」の金利は、最長35年のローンの場合で年1.08%に低下し、3か月連続でこれまでで最も低くなっています。
「フラット35」は住宅金融支援機構が民間の金融機関と提携して取り扱っている住宅ローンで、最長で35年間、金利が固定されます。
実際の金利は金融機関によって異なりますが、利用者が多い返済期間が21年以上35年以下で、必要な金額の90%まで融資を受ける場合の金利は、今月は最も低いもので先月より0.11%下がって年1.08%となりました。
この金利は「フラット35」が始まった平成15年10月以降で最も低い金利になっています。
変動金利に関して言えれば、金融機関によって異なりますが、0.5~0.7%ほどです。
これも今までにない低金利になっています。
住宅ローンで、「固定」か「変動」を選ぶ際に、個人の性格を考えた方がいいかもしれません。
変動金利の場合は、一般的に年2回、金利の見直しがあります。返済額が変わっていきます。
固定金利の場合は、変動金利に比べて若干高いですが、変動がなく計画を立てやすい。
金利の見直しを頻繁にやっていける方、そうでない方。
とにかく安い金利で借りたい、今は少し高くても安定した金利で借りたい。
一概にどちらが良いといえることはありません。
ご自身とご家族でしっかりと考える必要があります。
この3か月間で金利は下がり続けています。
住宅ローンを借りている方は、借り換えの相談だけでもしてみる。
新築を検討中の方はさらに割引がある今がチャンス。
そして増税も視野に入れつつ(見送られる可能性ありですが)
住宅ローンを借りる方など、一部ではメリットがありますが、マイナス金利の実施で個人消費の意欲が高まったとは言えず、日本銀行の黒田総裁が「効果を見極めていく」と発言していることからも、経済活動に効果が出ていないのかもしれませんね…